こんにちは、SKYです。
年内は法人税法と相続税法の年内完結コースをそれぞれ受けています。


各科目の学習をしていると講義の中で講師が、

「ここの論点はあまり力を入れなくて大丈夫です。過去の本試験の出題実績はありません」
と話すことがあります。

税理士試験の学習の範囲は広く深く、学習の論点によって重要度が大きく異なり、
論点によっては出題実績がなかったりすることも。

例えば法人税だとリース取引の中のリースバック。
(簿記論は今年出題されましたね)
相続税だと負担付贈与(その他の利益の享受)など。

本試験で出題されるのは学習した膨大な内容のほんの一部分。

学習効率を考えると思い切って勉強しなくてもいい気もしますが、
ひとまず基本的な部分だけ解けるようにして難しい問題が出たらあきらめるスタンスにしています。
(消費税法は過去の判例とかまで見ちゃってやりすぎた感がありました)

「試験に出ないから勉強しない」は個人的には実務を考えると嫌なので
講義で紹介される限り基本的な部分の理解と対応は最低限しておきたいと考えています。
試験後にその論点について聞かれて細かい部分は抜きにしても答えられないと何のために勉強したのってなりますし。

また、"過去出題されたことがない"だけで"来年出題されない"とは言っていません。
言い換えると"来年は出るかもしれない"論点でもあります。
先生を信じ切って心中するならそれでもいいですが、今年の財務諸表論と消費税法はそれで痛い目を見ましたのであまり先生は信じすぎないようにすることとしました。
(どちらも優先度Cランク理論からの出題。先生からはまず出ないだろうと言われた論点からの理論出題でした)

とはいえ税法は本当に勉強し出すと底なし沼な感じなのである程度の割り切りも必要ですね。
年内は基本的項目が多いと思いますが、年明けだとさらに細かい論点も出てきそう。
これらを踏まえバランスを見つつ勉強していくことが大事になってきそうな気がします。



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