こんにちは。SKYです。 
2016年は簿記論・財務諸表論・消費税法を受験しました。


本試験を今年初めて受験して、解答用紙も重要な情報であることがわかりました。





本試験は試験開始20分前には着席し、15分前からは試験の準備作業が行われます。
その準備の1つとして解答用紙に受験番号を記入するのですが、もちろん解答用紙なので解答欄がチラッと見えます。

その他、教室正面の黒板に問題用紙、解答用紙がそれぞれ何枚あるのかが書かれます。

これらが重要な情報になることが分かりました。

今年の本試験の各科目を具体例として見てみたいと思います。










▪️簿記論

通常、簿記論の解答用紙は3枚です。
各大問ごとに1枚。多くても4枚とかです。そんなに大きく変わることはありません。

なので解答用紙の枚数はそんなに気にしないのが例年です。

しかし、今回の解答用紙はなんと、7枚。
もはや異常です。

チラッと見てみると仕訳、仕訳のオンパレード。


ここで受験番号記入中に考えたことは、
・仕訳の科目名に注意すること
・仕訳に点線がないので複数仕訳の可能性あり
・科目まで書くことも考えると第一問、第二問はいつもより時間かかる可能性あり
・時間配分にかなりの注意が必要
・第一問、第二問で60分以上使わない。無理なとこは飛ばそう。

これらを試験開始前の待機時間で考えてスタートを迎えました。











▪️財務諸表論

通常の解答用紙は4枚目。
第一問、第二問で1枚ずつ。
第三問の計算で2枚。

黒板にかかれた枚数をみると今回は解答用紙が全5枚。第三問が3枚。

つまり、計算でB/S,P/L以外の何かがある。例えば
・株主資本等変動計算書
・製造原価報告書
・販管費内訳明細等
・注記関係(65回のような)

解答用紙を見てみると案の定、株主資本等変動計算書、製造原価明細が記載されている。

待ち時間で考えたことは、

・製造原価関係と株主資本関係の問題についてはマーカーでチェックして優先的に解こう。いつもより時間かかるかもな。
・変動計算書は変動事由が空欄。これは答練で出たことない初見パターン。間違える可能性は高い









▪️消費税法

消費は通常、理論で6-7枚程。1枚10分目安。計算は枚数よりは一題構成か二題構成か。



今回は理論3-4枚。かなり少ない。
30-40分で終わるかな。
(実際は色々書きすぎて50分くらいかかってしまいました。)
取引分類が6題!結論だけは何としてでも合わせたい。


計算は一題!国等の記載はなし!
よし!
ただ、、前期の中間がある。初めてのパターンだ。怪しい。
調固の記載ありか。
原則でも60分あれば終わるかな。
(実際は65分くらいかかりました。納税義務が普通じゃなかったので。)

ここから試験開始。









こんな感じのことを各科目で、受験番号記入のときに考えてました。

試験時間は2時間ですが、その事前準備で時間配分や解答戦略を細かくはないにしても、気をつける点なども含めざっくりと立てることをしていました。




「試験は準備段階から始まってる。」

先生の言葉がようやく分かった初めての本試験でした。



 
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